インストール方法
1)ダウンロードした「unicale_***.zip」を展開。(***はバージョン番号)
2)出来上がったフォルダ「unicale」をFTPやSFTPなどでWebサーバへ転送。
3)unicale/dataディレクトリのパーミッションを「666」に変更。(中のファイルのパーミッションも666にしてください。)
unicale/index.rdfファイルのパーミッションを「666」に変更。
以上でWebブラウザからアクセスし,使用可能です。
4) 以下のファイル名を変更
conf/config.sample.php → conf/config.php
3)において,環境によっては,パーミッションが666だとうまくいかない場合があります。その場合は,パーミッションを777にすると動く可能性があります。
lolipopのサーバーではパーミッションの設定が666や777だとエラーになってしまいます。こちらのページなどを参考にパーミッションの変更をしてみてください。
レンタルサーバでは,さくらインターネットでのサーバーで動作することを確認しています。
カスタマイズ方法
下記ファイルをテキストエディタなどで編集してください。
・config.phpファイル(元々はconfig.sample.phpという名前になっていますので,名前を変更してください。)
メンバー名,予定のジャンル名
・config_init.phpファイル
UNICALEの動作に関する設定
・ucal.css
メンバーの色,予定のジャンルの色
・config_common.php
休日データ(現在は2015年までの休日データを登録してあります。)
デフォルトでは12人までの色やデータを用意していますが,システム上の
上限は特にありません。適宜追加してください。
データ移行
他のUNICALEからデータを移行したい時は,dataフォルダの中の年,月,日
ごとのフォルダやファイルをコピーするだけです。
ver.0.28以前のUNICALEからver.0.32以降のUNICALEへ設定ファイルを移行する場合には,テキストエディタで設定ファイルを開いて書き写す必要があります。
旧config.php → config_init.php (UNICALE動作に関する設定)
→config.php(メンバーの名前や表示等の設定)
使い方
新規入力時
トップページに表示される上部入力欄に必要情報を入力し登録ボタンを押します。
その予定に関わる人にチェックを入れます。
予定にはジャンルを指定できます。ジャンルごとに色分け表示されます。
もしくは, カレンダーの日付をクリックすると詳細入力画面に行きます。
その後は修正時と同じ操作です。
修正時
カレンダー部分に表示されている予定をクリックし,修正画面に行きます。
必要事項を入力し,実行ボタンを押します。
修正時には,その予定を変更/複製/削除するかの処理が選べます。
カレンダー操作
次の週,前の週の文字をクリックすると表示週が移動します。
画面下部の月をクリックするとその月の1日を先頭とした週に移動します。
同様に,画面下部の年をクリックするとその年の1月1日を先頭とした年表示を行います。
データエクスポート
画面下の「iCal2.0」の画像をクリックするとiCalendar形式でのエクスポートファイルがダウンロードできる画面に行きます。設定された時間より経過している場合は,その場でエクスポートファイルが再作成されますので,時間がかかる場合があります。
普段は通常のスケジュール表示画面のバックグラウンドで生成するようになっています。
ただ,各アプリケーションで未実装の要素などは出力していません。また,タイムゾーンの設定が乱れる可能性がありますので,インポートする側のカレンダーアプリケーションで,新規にカレンダーを作成してから,そこに取り込むなどしてはじめにテストしてください。エクスポートファイルは,Googleカレンダー,Outlook2007,iCal2.0.5で読み込めることを確認しています。
制限事項・未実装機能
設定情報管理画面
設定項目が増えてきて,使われる方も設定が煩雑になっていると思うので,そろそろ設定管理画面を設けようかと考えてはいます。
検索
あると便利ですよね。
とりあえずは年表示をして,ブラウザの検索機能で検索するという手はあります。
パスワード保護について
パスワードによる保護機能は持っていません。
インターネット上のサーバなどに設置する場合は,.htaccessファイルで基本認証などを用いて保護したほうが良いでしょう。
ユーザーのログイン管理
ログインが不要である環境で使用されることを想定しています。よって,厳格にログイン管理が必要な場合はUNICALEは向きません。
UNICALEは予定の管理さえ素早くできればそれでいいという割り切り思想があります。どうしてもログイン管理を行いたい場合は,上記の基本認証とアクセスログの管理で行えるでしょう。
データの衝突回避
現在のところ,内部的にファイルの衝突回避機構は持っていません。よって,同じ日の同じデータに複数人が同時アクセスするとデータが破損する可能性があります。UNICALE Project Teamでは,数名で試験的に1年以上使用してきましたがデータの破損の経験はありません。ただ,今後,データの衝突による破損回避の機構は盛り込む予定でいます。(ver.0.13で実装しました。)